カウンセリングについて思うこと
カウンセリングなんて意味があるのか
鬱病治療で欠かせないのが、カウンセリング。
そもそもカウンセリングなんて話を聞いてもらうだけで、何か変わるとは思えない。
薬での治療だって対処療法なだけで、根本的に変わるワケじゃない。
どうしても鬱病治療に消極的になりがち。
けどカウンセリングはカウンセリングで意味があるんだと思う。
まだ受ける前だからどういうものか、本当のところは分からないけど。
受ける前だからこそ思うことを、書いておこうと思う。
人格は思春期に形成された人格から大きく変わることは、ない
自分の人格は、思春期に形成されたものから、基本的に大きくズレることはない。
思春期に形成された人格と、長い人生ずっと付き合っていくことになる。
思春期を越えて、別人のように人格が変わってしまったら逆に怖い。
「じゃあカウンセリングなんて、なおさら意味がないのでは?」と思ってしまう。
ここには異を唱えたい。
カウンセリングによって、客観的に見た自身の人格との付き合い方を教えてもらう
カウンセリングをすることで、自分の人格を専門の心理士から客観視し示唆してもらう。
心理士に客観視して示唆してもらうことで、形成されきってしまった自身の人格との新たな向き合い方やアプローチの方法を学ぶ。
自身の人格と今まで知らなかった付き合い方を始める。
今まで知らなかった人格の付き合い方をすることで、上手く自分と折り合いが付けられるようになる。
カウンセリングって、そんなものなんじゃないかと思う。
「自分自身のことは自分が一番よく知ってる」なんてよく言う。
けど「自分を客観視する」という意味では、自分自身が一番自分のことを知らない。
当たり前だ、自分自身を100%客観視することはできないのだから。