オオサカ30代のゆるい生活

大阪住まいの30代のゆる~い底辺生活をつづっています。

薬に頼りすぎない勇気

うつ病になって精神科で薬を処方された。
処方された通りの時間と用量を守ることももちろんだけど、それ以上に「薬に頼りすぎない勇気」も重要なんだと思う。

薬に頼りすぎない勇気

薬に頼りすぎた先にあるもの

薬を飲むことは、精神病を治す上で最も大事だなことだと思う。
けど薬を用量用法を守って飲むことと、薬に頼りすぎることは全然別の話。

精神的に薬に傾倒しすぎると、そこに待っているのは薬依存しかない。
薬を飲めば治るなんて単純なものじゃないけど、薬を飲めば楽になるのも事実。

合っている薬を飲めば、楽になる。
合ってない薬でも、一時的には楽になったりもする。

けど薬を飲んで楽になっても、変わったのは一時的な精神的なモノだけで、肝心の環境は何も変わっちゃいない。
環境が変わってないなら、薬の効果が切れた時点で元の木阿弥。

薬で楽になった時点で少しずつでも環境を変えていく行動をしないと、薬の効果は出ていてもずっと薬を飲み続けることになってしまう。
その先にあるのは、薬依存。薬が手放せない生活。

自分を変えるのは自分

自分を変えるのは、自分しかいない。
薬は、怠惰を許してくれる魔法じゃない。

薬で楽になったのなら、自分のいる環境を楽な状態で少しずつでも変えていかなきゃ!
もちろん、薬頼りになってしまうけど、薬頼みで何もしないよりよほどいい。

自分の環境を変えてくれるのは、医師でもパートナーでもなく、自分自身しかいない。
ゆっくりでいいから、薬の補助を得ながら少しずつ変わっていこう。

人に頼る勇気

薬に頼る勇気とともに、人に頼る勇気もかなり重要。

信頼・信用できる人を見つけるのはとても大変だけど、薬以上にその人が補助になってくれる。
もちろん、その人にとっては迷惑なことだと思う。

信頼できる人だけは頼ろう。
人の迷惑を考えてしまって頼らることすらせずに、最悪の場合死んでしまうよりよほどいい。

頼るのは恥ずかしいことと、うつ病になってる誰しもが思うだろう。
けどそこでちゃんと信頼できる人に頼ることができれば、その人が自分の代わりになってくれる。
自分のできないことを補助してくれる。

僕は今、パートナーとパートナーの親にとても頼っています。
迷惑をかけているのは百も承知だけど、やっぱり1人でなくてよかったと思ってる。

僕一人ではできなかったこと(病院選びや通院、薬についての知識など)が、いろいろできてきている。
これからどうなるのかはまだまだ未知数だけど、人に頼って本当に良かった。